治療された方の症例紹介や腰痛対策ストレッチなどのコラムも

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.150】内視鏡手術後に残存した症状が当院治療後改善した患者様

患者様

40代 男性

2023年12月治療 治療から約12カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L5/s)に椎間板変性症が認められます。

治療前の経過・治療について

2016年に椎間板ヘルニアを内視鏡手術によって切除。

2017年に再発し再び内視鏡手術によって切除。

手術後から下肢の痛み・しびれは取れたが、腰の痛みがずっと残っている。

2024年11月に腰が伸ばすことが出来ず、起き上がることも困難となり当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前7116
治療から1週間後5235
治療から1か月後4213
治療から3か月後3112
治療から6か月後2010

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療後2~3日は臀部の痛みで日常生活を送れないほどの痛みが出たが徐々に改善してきている。

1か月経過時、前かがみやしゃがむと症状が出るが、それ以外は問題ない。就寝時も起床時も治療前に比べて良くなっている。

3か月経過時、依然として特定の動きをすると痛みが出てしまう。

6か月経過時、大分症状は改善した。動き出す際に少し重たさを感じるが気にしない程度。

今回の患者様は、椎間板変性による症状の原因の可能性が高い。

診察の際に、臀部の痛みは残存してしまう可能性があるとお話をさせて頂きましたが、結果としては痛みが消失出来たことは大変喜ばしく思います。

ご自身でも毎日、運動・ストレッチに取り組んで頂いたことも良い結果に結び付いたと考えられます。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

上戻る